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寺内貫太郎一家 ~小林亜星(おやじ)のちゃぶ台返し~

【寺内貫太郎一家】 ~小林亜星(おやじ)のちゃぶ台倒し~


・寺内貫太郎一家(てらうちかんたろういっか)1974年にTBSで放送された、テレビドラマ。

・向田邦子作、テレビドラマ小説。元はテレビの台本として書かれたが、小説としてもヒットする。

・近年、「東京電話」のCMで登場。舞台上演。TVドラマスペシャルも、作成される。


向田邦子:

・テレビ脚本家。後に小説家に転身。1981年8月22日海外旅行の途に、飛行機が行方不明に。

・代表作品・・・小説『あ・うん』『寺内貫太郎一家』エッセイ『眠る杯』『父の詫び状』

・1980年、「花の名前」直木賞を受賞。


ストーリー:

・三代続く石屋の「石貫」。ここの頑固親父、貫太郎を中心としたホームドラマ。

・家族や近隣の人との触れ合いが描かれている。

・設定は、東京・下町(谷中あたりがモデルと言われている)


見所:

・ドラマなのに、レシピがでちゃう、食事のシーン。

・小林亜星演じる貫太郎と、西城秀樹演じる長男周平との乱闘シーン。よく、ちゃぶ台がひっくり返されていた。

・悠木千帆演じるキンばあさんが、沢田研二のポスターを見ながら「ジュリ~」と叫ぶシーン。


ちゃぶ台と、貫太郎一家:

・1974年といえば、昭和49年。ちゃぶ台は、食卓の座をテーブルに奪われ、衰退していった時期である。
この、衰退している・少し前の感覚、というのが、頑固な貫太郎とイメージが一致したのかもしれない。

・向田邦子といえば、食事シーン。
寺内家では、一章に一回は誰かが何かを食べているシーンがでてくる。ちゃぶ台が、頻繁に画面に映し出されていたことを物語る。

・貫太郎、怒りの矛先は、ちゃぶ台?
人は怒ると、手が出るというが、貫太郎は、ちゃぶ台をひっくり返すことによって、怒りをあらわにしていたようだ。


寺内貫太郎一家その他:

・DVD販売

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・スタッフ                    
脚本 向田邦子
音楽 井上尭之  大野克夫 
デザイン 横尾忠則 
プロデューサー久世光彦  

・主な出演者
小林亜星 加藤治子 悠木千帆(後、樹木希林) 西城秀樹 梶芽衣子 浅田美代子 伴淳三郎 由利徹 左とん平 篠ひろ子 藤竜也

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