赤み・色素沈着(シミ)治療
■にきび痕とは?
ニキビの炎症で周囲の組織がダメージを受けたことによって、
色素沈着や凸凹・陥没などの傷跡として残ってしまった状態のこと。
ニキビ跡の症状は大きく2つのパターンがあります。
・炎症の後の色素沈着がある
・陥没、デコボコ状態でクレーターやあばたのようになっている
色素沈着の症状には赤み・色素沈着(シミ)治療が必要となります。
陥没していたり、盛り上がりがある場合には凹凸治療が必要です。
ちなみに、まだ炎症が残っている状態ならば
まずはニキビ治療が必要です。
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■ニキビ跡、あばた、赤みや色素沈着(シミ)治療について
ニキビが悪化して化膿してしまったりすると、炎症が落ち着いても
赤みが残ったり、シミのように沈着班になってしまうことがあります。
肌の再生には基本的に28日間周期といわれています。
これをターンオーバーと言います。
赤みや色素沈着が残ってしまった場合、このターンオーバーにより
目立たなくなるとしても2ヶ月以降。
6ヶ月から1年間ほどの期間をかけて、
だんだんと目立たなくなっていくそうです。
ですが、自然と目立たなくなるはずなのに、赤みや色素沈着が
消えないままになってしまう場合もあります。
原因として考えられるのは大きく2つあります。
・メラニン色素が皮膚の奥に沈着している(予備軍)
・肌のターンオーバー機能がうまく働いていない
そこで、ポイントとなるのは年齢です。
"20代前半までなら..."
ニキビの後に色素沈着ができても
自然に消えていく可能性が高いです。
少し様子を見てから治療の方法を考えても良いでしょう。
"20代後半からは..."
ニキビがおさまってもシミとなって長い期間残ってしまう確率が高いです。
定着してしまう可能性も高くなってきます。
そこで、残ってしまった赤みやシミの改善のために
・メラニン色素を取り除くこと
・ターンオーバー力を上げるために皮膚細胞を活性化させること
といったことが必要です。
治療を選ぶ時は、上記を考慮します。
代表的なものは、
・プラセンタ
(ターンオーバー活性化・メラニンの生成抑制)赤み
・ケミカルピーリング
(ターンオーバー活性化・メラニンの生成抑制)赤み・シミ
・ハイドロキノン
(表皮メラニン除去)色素沈着、シミ
・レーザー・フォトフェイシャル
(表示メラニン除去)色素沈着、シミ
・ビタミンC誘導体
(メラニン排出・皮膚細胞活性化)オールマイティ
・トレチノイン
(ビタミンA酸)オールトランスレチノイン酸、レチノール、
などです。
ニキビ跡が色素沈着して残ってしまうと
「不潔に思われていないか?」など、
人の目が気になってしまうという方も多いですよね。
まずは、できてしまった自分の
ニキビの種類(初期のニキビ?白ニキビ?赤にきび?など)を見極め、
それにあった正しいケアが必要です。
過剰なケアや治療はかえって、
角質層を損傷し続けてしまうこともあるのです。
無理なく、キレイな状態へ導くケアをすることで
新たなにきびを防ぐことにもなりますよ。
清潔感のある肌を目指して適切なケアをしましょう。