エステサロンオーナーをしている管理人です。私はニキビ痕、潰すのが好きでいっぱい痕が残ってしまいました（涙） ニキビ跡を消したり隠したりする方法について、仕事柄勉強しました。凹凸クレーターやあばたの治療は、お肌を傷めつけてコラーゲンを沢山出させて治すのが基本であり、自宅ケアならピーリング・ゴマージュがおすすめです。早くキレイにするなら美容整形外科でフラクショナルレーザー・サーマクール・ダーマローラーが現在有効です。まずは自宅ケアからはじめてみると良いですよ。
ケミカルピーリング治療法
《ニキビ・ニキビ跡治療》
ケミカルピーリングの治療法
ニキビやニキビ跡治療には
「ピーリング」という治療法があります。
中でも、クリニックでメジャーに行われるのが
ケミカルピーリングです。
肌に酸性の薬剤を塗布して、
余分な角質を取り除く方法です。
■ケミカルピーリングの治療法
ケミカルピーリングにもいろいろな種類があります。
・グリコール酸ピーリング
（アルファハイドロキシ酸 AHA）
AHAはリンゴや柑橘類によく含まれているので、
フルーツ酸とも呼ばれます。
古い角質をはがれやすくしたり、
角質層のつながりをゆるめる効果があります。。
日本国内の皮膚科や美容外科で
最も一般的に使用されています。
通常、30％程度の濃度で使用されます。
・サリチル酸マクロゴールピーリング
(ベータハイドロキシ酸 BHA)
油性の酸で、
過剰な皮脂分泌などの改善効果が期待できるそうです。
グリコール酸ピーリングより
古い角質を厚く除去できるとされています。
角質層だけで浸透がとどまるので使用しやすく、
副作用も少ないとされていて
ケミカルピーリングの薬剤として人気が高まっています。
・ＴＣＡ
（トリクロロ酢酸・トリクロール）
他のピーリングよりも真皮にまで浸透し、
ニキビ跡などの重度な肌トラブルにも
改善効果を期待できるとされています。
その分、高い酸性なので痛みを伴う場合もあり
日本国内の医療機関のほとんどで使用に消極的です。
そのほか、
ジェスナー液、レチノイン酸、フェノールなどがあります。
このように、
ケミカルピーリングにはいろいろな薬剤や方法があります。
どの治療法が良いのかは専門医と相談しましょう。
ニキビ・ニキビ跡治療にピーリングを行うメリットは
角栓の詰まりを溶かしたり、
皮脂分泌をおさえて雑菌や膿などの
排出口を作ることで治りが早まること。
そして、原因となる菌への殺菌効果もあります。
赤みなどニキビ跡の色素沈着の改善も期待できます。
また、肌のターンオーバーを促してくれるので
美容液や化粧水などの美容成分の吸収力、
浸透率があがるというメリットも。
注意したいのは、
全ての方が受けられる治療ではないということ。
肌が敏感であったり、
妊娠していたり授乳中であったりすると
使用できなかったりする場合もあるので、
治療を受けたいと考えている方は
専門医とよく相談してください。
