レーザー治療について
《ニキビ・ニキビ跡治療》
レーザー治療について
■レーザー治療について
ニキビ・ニキビ跡の治療方法のひとつに
「レーザー」があります。
これはできてしまったニキビの
膿や面皰(めんぽう)の排出や
ニキビをできにくくしたり、
ニキビ跡の改善を目的とした治療方法です。
気になる部分にスポット的に照射して
治すというイメージです。
■レーザー治療の主な種類
『炭酸ガスレーザー』
水分に吸収されやすいレーザーで
クレーターの角を削るようにして
肌表面を滑らかにして目立たなくします。
治療後は肌がかさぶた状態になるので
2~4週間は患部の保護とケアが必要です。
『エルビウムヤグレーザー』
肌に照射すると水分に反応し、
皮膚組織を蒸散させてニキビ跡のスポット的な治療や、
広範囲に皮膚を再生させる治療に適しています。
比較的高い効果を得られますが、
痛みを伴うので表面麻酔が必要です。
また、一般的には
3日から1週間ほどは処方された軟膏を塗り、
メイクを控える必要があったりとダウンタイムが必要になります。
『フラクショナルレーザー』
マイクロレベルの点状のレーザーを照射します。
皮膚に無数の細かい点状の穴を開けて、
皮膚細胞の再生力を高めます。
従来のレーザー治療よりも、
痛みやダウンタイムが抑えられて、
なお且つ高い治療効果が期待できます
フラクショナルレーザーはメーカーによって、
特徴や性質は様々です。
このほかにもクリニックによって
使用しているレーザーの機種などにより、
レーザーの種類はさまざまです。
それぞれに得意分野があるので、
レーザー治療は経験豊富な専門医としっかり
相談しましょう。
■レーザー治療のメリット・デメリット
かたい皮膚組織をきちんと取り除くことが可能なので、
高い効果を得られる点がメリットです。
ただし、治療の後に皮膚再生するまでの期間
(ダウンタイム)が比較的長く必要となるのがデメリットです。
一般的に3日から1週間ほどは処方された軟膏でケアをしたり、
メイクを控える必要があります。
また、痛みも伴う治療のため表面麻酔が必要です。
レーザー治療は保険適応外の自由診療となります。
クリニックによって費用が違うので、前もって確認しましょう。
ニキビ跡が凹凸タイプであれば、
レーザー治療が向いているようです。
凹凸の角にレーザーを当てて、
表面をなめらかにする効果が期待できます。
上記に挙げた以外にも
レーザー治療の治療名は数多くあります。
治療方法や治療にかかる費用など、
気になる点は納得できるまでしっかりと
専門医と相談ましょう。