<にきび年齢>
ニキビの原因《年齢による違い》
俗に思春期病などといわれているニキビは
一定の年齢になれば
男女関係なくできることがあります。
でも、ニキビのできやすい年齢というのもあります。
■0歳
赤ちゃんはお肌がつるつるでニキビとは無縁のように
思えますが、実は『新生児にきび』というものがあります。
これは、出生時に母親から受け継いだホルモンが
影響するためです。
でも、ホルモンの影響よるニキビは体の発達と共に
自然に消える傾向があります。
■1歳~10歳
この年代は男性ホルモンの分泌が少ないので
ニキビはほとんどできません。
しかし、成長の早いお子さんの場合
小学校3年生くらいでニキビができたりすることも。
■11歳~20歳
体を作る成長ホルモンの分泌が盛んになるこの年代は
ニキビができやすい時期です。
成長ホルモンが皮脂腺を刺激することで
皮脂の分泌が過剰になるのです。
一般的に20代前のニキビは『思春期ニキビ』と呼ばれます。
■21歳~30歳
思春期を過ぎてニキビができると『大人ニキビ』と
呼ばれるようになります。
『大人ニキビ』の原因は、ホルモンの関係だけでなく
ストレス、睡眠不足、スキンケアや化粧品、飲酒や喫煙、
不規則な食生活など様々です。
また、女性の場合は高校生や大学生くらいから化粧をする人も
増えます。
ニキビを隠すためコンシーラーを使ったり、メイクの重ね塗りで
さらに毛穴をふさいでニキビができる...
といった悪循環に陥ることもあります。
■31歳~
このくらいの年齢からはグッとニキビができにくくなるようです。
一般的には年齢とともに皮脂の分泌量も減っていくので
ニキビが出来にくくなるとされています。
ですが、40代以降でもできやすい人もいます。
更年期によるホルモンの乱れや加齢によって肌のターンオーバーが
乱れることが主な原因です。
『老人性面皰(めんぽう)』と呼ばれる、加齢によってできる
黒ニキビもあります。
このように、「何歳になればニキビができなくなる」という
明確な年齢はわかっていません。
ですが、それぞれの年代でできるニキビには
それぞれに適した改善方法があります。
特に、年齢を重ねるほどニキビによる色素沈着を起こしやすいので
注意しましょう。
早めに適切なケア、治療をすることで、
ニキビ跡(あばた・クレーター)になってしまうことを
避けたいですね。