<にきびの原因!皮脂量って?>
ニキビの原因 <にきびの原因!皮脂量について>
「Tゾーン」。
誰でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この「Tゾーン」とは皮脂ゾーンのことです。
洗顔してもすぐにべたついたり、脂っぽくなる。
メイクするとテカってしまったり、脂浮きしてしまう。
こうした肌のベタツキには皮脂の量が関係してきます。
皮脂の分泌が多いと肌がギトギトしてしまうのです。
ひしが溜まることで吹き出物ができやすくなるんですって。
「Tゾーン」には大きく分けると2つ
・おでこや鼻筋の顔の部分
・首、肩から胸や背中にかけた体の部分
「Tゾーン」というと、なんとなく顔のことをイメージしますが
体にもあるんですね。
さらに顔にはUゾーンという部分もあります。
こちらも皮脂の分泌量が多い部分。
・耳の下からあごや首にかかる顔の部分
体が自然と作り出す「天然のクリーム」である皮脂は
本来、お肌に潤いを与え、皮膚を保護する役割を担っています。
しかし、皮脂腺が過剰に働き毛穴をふさいでしまったりすると
けあなの周りの角質が肥大化、
油の出口をふさいでしまったり、
にきび菌(アクネ菌)が増殖したり。
こうしてボツボツが出来てしまうと言うわけです。
皮脂の分泌量は1日の中でも変化するんですよ。
午前、午後、就寝時の3つに分けると
一番分泌が盛んなのは午後。
・夕方にかけて皮脂の量がピークになります
・逆に朝の洗顔後は皮脂量が少ないのです
ちなみに、眠っている間も皮脂は分泌されています。
夏季、気温25℃以上の熱帯夜では、
睡眠中も皮脂分泌量は増えます。
皮脂の量にあわせたニキビ予防の洗顔は
・朝
・夕方
・入浴時
このタイミングに効果があるそうです。
また、洗いすぎも肌に負担となるので
これ以上はしないほうが良いようです。
皮脂量は季節によっても左右されます。
・春から夏、気温が上がると皮脂の分泌量も増えるので
皮脂の量は増えます
・逆に冬場は減っていきます
年齢によっても皮脂の量というのは変化します。
・思春期が皮脂分泌量が一番多い
・思春期を過ぎると加齢とともに皮脂の分泌量は減っていきます
(ただし男性の場合は思春期後、
年齢による大きな変化というのはないそうです)
妊娠中や子どもを出産した後に、
「吹き出物(にきび)が出来た」と悩むママさんが
結構いらっしゃいます。
これは、女性ホルモンのバランスが崩れから生じる
皮脂分泌の増加が原因です。
産前産後は体の変化だけでなく、
環境の変化(子育て)によるストレスなどからも
皮膚の状況が悪化し、
炎症や膿ほうといったトラブルが発生することがあります。
忙しい中大変だとは思いますが、
規則正しい生活(食事・睡眠)を心がけ
体調(生理不順、便秘)を整えていくことが大切ですね。
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