<にきび治療・基本>
ニキビの治療《治療の基本について》
ニキビができたら早めのケアが肝心です。
■ニキビ治療の基本
1.まずはニキビを正しく理解しましょう
ニキビは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)といわれる
皮膚の病気です。
保険適応の治療方法もあるので、
まずは専門医にかかり診断を受けましょう。
2.ニキビは悪化すると「跡(痕)」が残ることを認識しましょう
ニキビは悪化すると、皮膚組織を破壊してしまいます。
こうなると自然治癒に頼ることが難しくなり、
ほとんどは消えない跡になってしまうのです。
キレイな肌を取り戻すには外科的な処置が必要となってきます。
ニキビができたら放っておかずに、早めに処置しましょう。
3.ニキビは気長に治療しましょう
ニキビの治療は外用剤や内服薬、外科治療など様々な方法が
あります。
しかしニキビの程度によりますが、どの方法でも一発で
ニキビを完治&ニキビのできにくい肌にする、
ということは難しいです。
治療と並行して、日頃のスキンケアや生活習慣の見直しなども
心掛けましょう。
ポイントは、ニキビそのものを一掃するというよりも
ニキビの原因となる皮脂のコントロールを意識することです。
それはいろいろな方法で、今できているニキビを一時的に治せたとしても
皮脂のコントロールが出来ていなければまたニキビが出来てしまうからです。
間違ったスキンケアを続けていたり、ニキビのできやすい生活習慣を
続けていれば、結局は過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
ただし、男性ホルモンによる皮脂腺の発達は、思春期における
正常な発達です。
無理やり食い止めようとせず、ニキビが悪化しないように
コントロールしましょう。
また、治療をはじめて2~3ヶ月くらい経ってから
症状のコントロールが可能となるのが一般的です。
ニキビができてしまったら、すぐに消したい、治したいと
思ってしまいますよね。
気になってつい触ってしまったり、自分でつぶしてしまったり...
でも、決して自己判断・自己治療はしないでください。
かえって悪化させたり、ニキビ跡が残ってしまったりするからです。
ニキビができたら、跡が残らないように
まずは専門医にかかって早めにケアしてください。
そして、ニキビのできにくい肌をめざして
日頃から正しいスキンケア、生活習慣を身につけましょう。