ニキビの治療《治療の流れについて》
ニキビの治療《治療の流れについて》
ニキビができたらニキビ跡を残さないためにも
早めに専門医を受診しましょう。
でも、あまり病院へ行き慣れていないと
どんな診察があるか不安ですよね。
そこで、一般的な皮膚科の診察の流れを
ご紹介します。
■ニキビ治療・診察の流れ
1.問診
受付の際に、問診表を渡されます。
いつ頃ニキビができたのか、経過、現在の体調や
生活習慣などの質問を記入しましょう。
受付の後、医師の診断を受ける際にも、
確認のために同じ質問がされます。
2.検査
特別な検査はないですが、ニキビの症状が重いと
判断されたりすると血液検査やホルモンバランスの
チェックがされることもあります。
3.処置&カウンセリング
ケアや生活習慣の問題点を見つけ出し、個人の肌に
あった治療方法を医師が考えます。
あわせて、生活上の注意点などのアドバイスを
受ける場合もあります。
それから、その場で塗り薬の処置や、場合によって
面皰(めんぽう)圧出といった処置がされることもあります。
4.説明
薬が処方される場合はその使い方の説明を受けます。
わからない点は正直に質問して、薬は正しく
使用しましょう。
処方箋を持って、院外薬局で薬をもらう場合、
医師に聞きそびれたことや不明な点を薬剤師に質問することも
可能です。
ニキビは皮膚の慢性の疾患、病気なのです。
ドラッグストアや通販でニキビ薬を購入することも手軽な
時代ですが、専門医を受診することは大切です。
専門医は重い症状から軽い症状のニキビまで、豊富な治療経験が
あるのです。
少しでも早い段階で正しい治療を行うことが、きれいな肌を
取り戻す近道です。
ですが、ニキビは1回きりの治療で治すことが難しいのも事実。
病院の評判も重要ですが、定期的な通院の可能性も考えて、
自宅から、もしくは職場から通いやすいところを
選ぶのも一つの方法です。
医師との相性も重要になってくるかもしれません。
根気よく治療に取り組みましょう。