《食べ物》
ニキビの対策
《食べ物》
ニキビの対策の有効な手段として
食生活の見直し、があります。
特に、外食が多かったり偏食しがちな方は
少し見直すだけでニキビ改善に大きくつながる場合も。
■ニキビのときに気をつけたい食べ物
・動物性脂肪
・糖分
・コーヒーや紅茶などカフェインを含むもの
・香辛料などの刺激物
・アルコール
ニキビのときは一般的に、脂肪食や糖分の摂り過ぎは良くない、
と聞いたことはありませんか?
でも、実はニキビと特定の食べ物との関係は明確ではありません。
したがって、上記の食べ物も極端に制限することはありません。
ただし、皮脂の主成分のひとつ、トリグリセリドの増加を避けるために
動物性脂肪や糖分は摂り過ぎない方が良いです。
そして、ビタミンB群の吸収を低下させるカフェイン、
内臓に負担のかかる香辛料の多い刺激物も
避けるほうが望ましいです。
また、アルコールには糖分を多く含んでいたりするものが多いため、
飲みすぎると皮脂腺を刺激してしまいます。
ですが、気にするあまりどれもこれも制限すると、逆にストレスになり
ニキビが発生してしまうことも。
無理のない範囲で気をつけましょう。
■ニキビのときに積極的にとりいれたい栄養素
・ビタミンC...抗酸化作用。メラニンの生成抑制。
(果実、緑黄色野菜など)
・ビタミンE...ビタミンCとの相乗効果が高く、血液の循環を改善する。
(ナッツ類、レバー、たらこ、かぼちゃなど)
・ビタミンA...肌のターンオーバーを促し毛穴の詰まりを解消する。
皮膚や粘膜の潤いを保つ。
(レバー、にんじん、かぼちゃ、春菊など)
・ビタミンB2...皮脂分泌を抑制して角化を調整する。
(乳製品、納豆、卵、レバー、アーモンドなど)
・ビタミンB6...新陳代謝を促す。
(鶏ささ身、豚肉、まぐろ、いわし、にんにくなど)
・ミネラル...肌のターンオーバーを促進し、ホルモンバランスを整える。
(カルシウム...牛乳、チーズ、キャベツ、いちごなど)
(マグネシウム...昆布、穀類など)
(亜鉛...牡蠣など)
・食物繊維...便秘予防。脂質代謝の調整。
(ごぼう、さつまいも、きのこ類など)
・コラーゲン...細胞に酸素や栄養素を届け、新しい肌を作る。
(とり皮、とり軟骨など)
ニキビの予防にはビタミンを意識的に摂り入れることが基本です。
でも、すでにニキビができている場合にはビタミンの一種、
「ビオチン」が有効とされています。
「ビオチン」は水溶性ビタミンです。
ビタミンH、もしくはビタミンB7と呼ばれることも。
肌のターンオーバーの正常化を促す働きがあります。
「ビオチン」を摂取するには、野菜などではなく、レバーや魚類、
ゆで大豆などから摂取すると良いでしょう。
ですが、ニキビ改善のために十分な量を摂るには食事だけでは
難しいです。
そこで、サプリメントなどもうまく活用しましょう。