《睡眠・安眠》
ニキビの対策
《睡眠・安眠》
一般的に睡眠不足は健康に良くないとされています。
ニキビも例外ではありません。
睡眠不足になるとニキビの悪化や、新たなにきびが
発生したりと悪影響を及ぼします。
では、なぜ睡眠不足が良くないのでしょうか?
■睡眠が不足すると角化異常を引き起こす
睡眠不足は肌のターンオーバーのリズムを乱します。
肌の新陳代謝が低下すると、古くなった角質が肌に
いつまでも残り、毛穴が詰まります。
睡眠によって分泌される成長ホルモンには、肌の調子を
整える働きもあります。
ですが、睡眠不足になることでこの成長ホルモンが
しっかりと働けなくなるのです。
ちなみに成長ホルモンの分泌がピークの量になるのは、
眠ってから3時間と言われます。
そして、ターンオーバーが活性化するのは夜の10時から、
翌2時まで。
このことを念頭において、寝る時間も考えたいものです。
■睡眠不足は皮脂分泌を増加させる
心身の健康には自律神経のバランスが大切です。
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立つもの。
しかし、睡眠不足になると緊張状態を作る交感神経が
優位に働いてしまい男性ホルモンを活性化させます。
男性ホルモンは皮脂分泌を増加させる働きがあるので、
ニキビにとっては悪影響です。
■睡眠の質を良くする
人間に仕事やプライベートの悩みはつきもの。
ベッドに入ってもつい考えてしまって寝付けない...
そうなると睡眠不足になって心身に悪影響です。
そこで、ゆっくり入浴してリラックスする時間を持つのが
おすすめです。
体を清潔に保てる入浴そのものも、ニキビのケアにとって
プラスに働きます。
湯船にアロマオイルを垂らしてリラックス効果をアップさせるのも
良いですね。
また、就寝前に簡単なストレッチをすることもリラックス効果があります。
ヨガやストレッチによって、体の緊張をほぐし適度に体温を
上げることで睡眠の質をあげられます。
心も体もリラックスすることで安眠できます。
ただ眠るのではなく、深い眠りによって十分に体を
休めることもニキビの原因となる「ストレス」の
解消につながります。