《洗顔・入浴・スキンケア》
ニキビの対策
《洗顔・入浴・スキンケア》
ニキビ対策の基本は、皮膚を清潔に保つこと。
ニキビは毛穴の出口がつまり、皮脂がたまることでできます。
そこに、アクネ菌などが皮脂をエサに増殖して炎症をおこします。
ニキビができにくくするためには、
毛穴の詰まりを防いで、分泌される皮脂を排出させやすくすることが
ポイントとなります。
■洗顔
1.まずは手を洗います。
手は汚れているので先に洗うことがポイントなのです。
2.メイクをしている場合は、クレンジングでメイクオフを。
メイクとクレンジング剤をやさしくなじませて、
こすりすぎないように。
3.体温くらいのぬるま湯で素洗いします。
温かいお湯によって毛穴が開き、柔らかくなります。
4.洗顔料をしっかり泡立てて指の腹でやさしく洗います。
5.洗顔料を洗い流すときは、顔をこすらないように気をつけましょう。
このときも、ぬるま湯で。
熱めのお湯で洗い流すと、必要な皮脂まで落としてしまい
肌の乾燥の元となります。
髪の生え際や、あごの下は洗顔料が残りやすいです。
よく洗い流しましょう。
6.タオルで水気をふき取るときも、肌をこすらないように。
清潔なタオルで顔に押し当てるようにして水気をとります。
■スキンケア
洗顔によって奪われた水分量を化粧水や乳液などで補いましょう。
べたつくから、と化粧水だけをつけるより、
補った水分の蒸発を防ぐため乳液やクリームもつけましょう。
ただし、ニキビが赤く腫れていたりするときは
患部にはつけないように気をつけてください。
洗顔が正しくても、保湿をしっかりしなくては意味がありません。
にきび外用剤(薬)もこのときに塗りましょう。
■入浴
体にニキビがある場合は、お風呂が原因の場合もあります。
問題となるのは、シャンプーやリンスの洗い残し。
頭をすすいだときのお湯が背中などに流れて毛穴に詰まることも。
そこで、入浴のときは、頭→顔→体の順に洗いましょう。
上から洗うことで、体についたシャンプーやリンスの成分を
洗い流すことができます。
湯船につかるときは39~40℃の温度がベストです。
15分ほどつかって汗をかくと、毛穴が開き、毒素の
排出になります。
ニキビの原因となる毛穴に詰まった汚れや角質が除去しやすく
なりますよ。
体を温めて血行がよくなることで、肌のターンオーバーも
活性化されます。
心身のストレス解消にもなるので、
普段、シャワーだけで済ませている、という方も
湯船につかることをおすすめします。