《日常生活における注意》
ニキビの対策
《日常生活における注意》
1)ニキビを触らない
ニキビができるとつい気になって、触ったり、
つぶしたりしてしまいがち。
でも、そうすることで炎症したり、出血を助長させて
さらに悪化させてしまうのです。
だからこそ意識して触らないようにすることが大切です。
ニキビは悪化により色素沈着が起こって、濃いシミになることも。
また、あばた(痕・クレーター)になってしまう原因にもなるのです。
触らないように...と思っても、意外と無意識にやってしまうのが頬杖。
ほかには、髪が顔に触れて肌やニキビを刺激していないか、なども
気をつけましょう。
基本的には、洗顔時と薬(外用剤)を塗るとき以外、
ニキビをいじらないように。
2)ニキビのことばかり気にしない
ニキビのことを気にして、悲観的にってしまう人も多いのです。
一人で悩んでノイローゼっぽくなったり、
自分の殻に閉じこもってしまうなんていう場合もあります。
とにかく、ニキビの悩みは自分だけで抱え込まないで
皮膚科を受診し、医師に相談しましょう。
正しい知識と、説明を受けてください。
治療をきちんと受ければ、多少時間がかかっても、きっと改善へと
むかうはずです。
無知や思い込みで不安に取り付かれるのではなく、
正しい治療をすることでニキビが良くなっていくことを理解しましょう。
3)ニキビに関心を持つ
先ほどは、気にしない、と言いましたが、
無関心になる、ということはまた意味が違ってきます。
ニキビに関心を持ってしっかり治療に取り組むことが重要です。
ニキビの症状には段階があります。
初期状態の場合は、完治の可能性が高いものの、無関心のまま
放っておいて状態が悪化してしまうと、ニキビ自体が落ち着いても
あばた(痕・クレーター)が残ってしまうのです。
あばた(跡・クレーター)になったら、
その痕は簡単には消えません。
消すためには外科的な処置が必要になります。
4)ニキビは人それぞれ
ニキビの程度には個人差があります。
ニキビは、期間限定の生理的反応ですが、その間は
特にニキビに対し、コントロールするよう心がけながら生活することが
必要です。