大人にきびについて
大人にきびについて
大人ニキビは20歳以上、
思春期を過ぎて出来てしまったニキビのことを指します。
アダルトにきび、という呼び方もあります。
思春期にきびはおでこや鼻筋、頬に出来やすいのですが、
大人ニキビの場合はフェイスライン、口の周りにできやすくなります。
思春期を過ぎるとある程度肌の状態は安定します。
そのときに出来る大人ニキビは思春期ニキビとは原因が
違うのです。
思春期ニキビは主に皮脂が過剰に分泌され毛穴をふさぐことが原因です。
ですが、大人ニキビになると、肌のターンオーバーのリズムが乱れることが
大きな原因です。
新陳代謝が鈍ると、古くなった角質層がはがれずに毛穴をふさいでしまうのです。
■大人ニキビ~原因~
・ストレス
・乱れた生活習慣
・睡眠不足
・偏食
・過剰な飲酒や喫煙
・紫外線
・便秘
これに、女性の場合は
・生理周期の関係
・化粧品の使用
なども関わってきます。
■大人ニキビ~特徴~
10代の頃に比べて、肌の代謝が遅れてくるので
ニキビ跡になりやすいという特徴があります。
40代以降では、ニキビが色素沈着してシミになってしまう
ケースも出てくるので、早めに正しいニキビケアを
行う必要があります。
また、肌の状態を整えなければ再発の悪循環におちいりやすくなります。
これは、詰まっている毛穴の奥にアクネ桿菌という炎症を起こす菌が
残っていて再発を引き起こすからです。
このように、大人ニキビは思春期にきびとは違ってきます。
思春期にニキビに悩まされたことがない、という人でも
大人になってからニキビに悩まされるというケースは少なくないのです。
大人ニキビができたという人の半数近くは
思春期ニキビができなかった、なんていう調査結果もあるそうです。
ニキビができてしまうと年齢、性別関わらず、憂鬱になってしまいますよね。
特に、大人ニキビは跡が残りやすいので、悪化する前に
治療しましょう。
跡が残ってしまうと、自然治癒だけに頼るのは難しく、
消す方法としては外科的処置などに頼ることになります。
ニキビを防ぐことは、ニキビ跡を防ぐことにもつながります。