生理周期にあわせたニキビケア
大人にきび
生理周期にあわせたニキビケア
大人ニキビ(アダルトにきび)は思春期を過ぎて出来てしまった
ニキビのことを指します。
女性の場合、生理前にはホルモンバランスの乱れによって
ニキビができてしまうことが多いです。
生理前の約2週間は黄体ホルモンの分泌が増える黄体期です。
それによって、この時期に色々な体の不調が出てきます。
肌荒れやむくみ、肩こりや頭痛など...
■生理周期にあわせて化粧品を変える
生理前にできる大人ニキビを予防するには
生理にあわせてニキビ用と普段用のラインを使い分る
方法があります。
まず、基礎体温表をつけて排卵日を把握します。
その少し前から、大人ニキビ用の化粧品(スキンケアライン)に
切り替えて、生理が終わったらいつもどおりのスキンケアに
戻しましょう。
にきび用の洗顔料や化粧水は殺菌力が高いので
アクネ菌の増殖を防ぎます。
ただし、生理時期にニキビが出来たからと言って、
症状が落ち着いてからもニキビ用化粧品を使い続けるのはNGです。
肌の乾燥を招いて、乾燥によるにきびができたり
ニキビの悪化の心配があります。
黄体期は肌の敏感なので、余分な皮脂は取り除きながら
保湿もしっかりしましょう。
ビタミンC誘導体の配合された化粧水や
「ノンコメドジェニック」の表示がある美容液なども肌の
油分と水分を調整してくれます。
■深呼吸でにきび対策
そもそも大人ニキビには男性ホルモンが影響しています。
ストレスなどによって交感神経が優位になって
男性ホルモンの分泌を促します。
男性ホルモンの低下には交感神経ではなく、
副交感神経を優位にさせることがポイント。
そこで、ゆっくりと深呼吸しましょう。
深呼吸でリラックスすることで副交感神経が
優位になるのです。
ホルモンのスイッチが切り替わる排卵の時期に、
副交感神経を優位にするため意識的に深呼吸してみてください。
男性ホルモンはストレスによって過剰に分泌されるので、
睡眠をしっかりとったり、ストレスを上手に解消したりして
ストレスをためないことが大切です。
生理が始まって、次の生理がくるまでに
ホルモンの変化によって、毎回肌や皮脂の状態は変化しています。
ホルモンの変化のタイミングに合わせたニキビケアを
上手に取り入れてニキビ対策に取り組みましょう。